六日目 名古屋から帰宅まで
2002年8月11日(日)
とうとうガタンゴトンツアーの最終日を迎えてしまった。ホテルのロビーで朝食を取り、チェックアウトする。必要最小限のものだけ携え、不要な荷物はホテルから宅配便で送ってしまった。そして、荷物を名古屋駅のコインロッカーに預け、栄に向かった。松坂屋本店の飲食店街にある蓬莱軒のひつまぶしを食べるためである。
去年来たときは、熱田神宮近くのあつた蓬莱軒で、あつあつでほくほくのひつまぶしを食べ、至上の喜びを感じたのだった。その蓬莱軒のチェーン店が、松坂屋本店にあるのだ。
松坂屋本店の前に、中古カメラ屋さんがあるのを発見し、ガンモと中に入る。カメラのヒダカヤである。中古カメラの値段が異常に高い名古屋だが、ここはリーズナブルな値付けだったので、安心して見て回ることができた。何よりも感心したのは、書籍に対するこだわりだ。種類や在庫が豊富なばかりでなく、その本の著者のサイン本や署名本が山のように積み上げられているのだ。しかも、普段、サインや署名など、滅多にお目にかかることのない著者の方までが、このヒダカヤさんの売り上げのためにと、サインや署名をされている。これは感動的だった。書籍をここまで大切にしているカメラ屋さんは、これまで見たことがない。
ガンモはここでコシナのレンズを買ったのだが、私はお店に長居するのも悪いので、ガンモが買い物を終えるまで、お店の外に出て待っていた。すると、おそらく店主と思われるご年配の男性がお店から出て来て、外のベンチで休んでいる私に話し掛けて来た。
何と、そのご年配の男性は、私にロボットワールドの招待券のペアチケットをくださったのだ。私は、サイン本や署名本が豊富で驚いたことを告げた。年配の男性は、私の話に大きくうなずいていた。
しかし、どうしてこの男性が私にロボットワールドのペアチケットをくださったのか、良くわからなかった。考えられる要因は二つある。一つは、私たちがそれぞれ、鉄腕アトムの誕生日を意味するカウントダウンTシャツを着ていたこと。もう一つは、カップルが店を訪れた場合、女性が退屈しないようにという意味を込めたのではないか。いずれにしても、私のヒダカヤさんに対する好感度がアップしたのは言うまでもない。
ひつまぶしを食べるために、ひどく並んだ。私たちがお店に着いた頃、既に70人くらいの行列が出来上がっていた。それでも、回転が速く、次から次へと前へ詰められるので、うんざりするほど待たされたわけではない。
ようやくありついたひつまぶしは、一年前のほくほくのおいしさを思い出させてくれた。私はビールも飲んで、おなかがぱんぱんである。(^^;
食後の運動がてら、ロボットワールドの会場のある名古屋市立科学館まで歩いた。名古屋市立科学館のある白川公園は、どうも、ホームレスの溜まり場になっているようだった。ビニールで作られた家がいくつも並んでいる。名古屋市立科学館の隣には、名古屋市立美術館もある。
さて、ロボットワールドは、なかなか楽しかった。音楽を演奏するロボットや、車を組み立てるロボット、恐竜ロボット、阿波踊りロボット、ピアノを弾くロボット、ロボット動物園、ゴリラ漫才、手術ロボット、ロボット回転ずし、乗馬ロボット、ロボット国際会議など、とにかくロボットのオンパレードだった。
ロボットワールドを見終わったあと、地下鉄伏見駅から名古屋駅まで出て、とうとう名古屋をあとにすることになった。去年よりも長い4日間を過ごした名古屋。また秋にライブで来ることになるが、そのときもまた私たちを迎えてくれるだろうか。
岐阜から高山線に乗り換え、蘇原で降りる。今回のガタンゴトンツアーの最終ポイント、HARD OFF 各務原店に向かうためだ。すぐそばを名鉄の赤い電車が走っている。岐阜まで戻るのに、JRにするか名鉄にするか悩んだのだが、結局JRにした。
岐阜まで戻り、岐阜から米原行きの新快速に乗った。米原で姫路行きの新快速に乗り換え、ようやく帰宅。私たちの長い長いガタンゴトンツアーは、ついに幕を閉じた。
この日、撮影した写真 
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