夏物語
この映画は、一生にただ一人の人を愛し続けて生涯独身を貫いた、感動的な男女の愛の物語である。実は先日、映画『どろろ』のレビューを書いたばかりだったので、別の映画のレビューを書くのはしばらく控えようと思っていたのだが、Yahoo!映画のユーザーレビューを見ていたら、どうしても自分の感想を書かずにはいられなくなった。
私はこの映画を観て、切なさと感動が入り混じった涙で顔がぐじゅぐじゅになった。映画を観てこんなに泣いたのは、本当に久しぶりのことだった。それは単に、「泣ける」というレベルのものではない。私は映画館で、声を上げて泣いていたのだ。そして、この映画の中で繰り広げられた男女の愛の物語を「ガンまる日記」の中でも皆さんにご紹介し、広く伝えて行きたいと思っていた。そして、それはもう少し先のことにしようと思っていたのだが・・・・・・。
映画を観終わったあと、私はこの映画を観た人たちが、私と同じようにその切なさに涙し、この映画を高く評価しているものと思いながら、Yahoo!映画のユーザーレビューを見に行った。私が評価するなら、間違いなく五点満点中の五点だ。きっと他の人たちも同様の評価をつけているに違いない。そう思っていたのだが、あろうことか、総合評価の平均点は三点にも満たない状態だった。私は、予想外の出来事に言葉を失ってしまった。事実を確認しようと、Yahoo!映画のユーザーレビューの詳細に目を通してみると、四点や五点などの高い評価をつけているいる人もいるが、一点などという最低の評価をつけている人がチラホラいるのである。
最低の評価をつけている人たちのコメントを拝見すると、「どこで泣けるのかわからない」とか「つまんない」とか「くだらない映画」とか「手に負えない陳腐なドラマ」とか、まったくもって、ひどいことが書かれている。もしかして、一人の人がいろいろなYahoo! JapanのIDを取得して、IDを変えながら嫌がらせを書いているのだろうか? 私は本気でそう思ったくらいである。しかし残念なことに、この映画を観て泣けなかった人、つまらないと思った人は実在するようなのだ。自分の顔が涙でぐじゅぐじゅになるくらいの映画を、「どこで泣けるのかわからない」と言われたら、力を入れてレビューを書きたくなるのは当然のことだろう。しかし、この映画を観て何も受け取ることができなかった人たちに向けて、言葉で訴えかけて行くのはもっと難しい。だからせめて、これからこの映画を観ようとしている人たちがこの映画から遠ざかってしまわないように、このレビューを書いておきたい。
ネタバレにならない程度に映画の内容を少しだけ述べておくと、初老になっても独身を貫き通している大学教授ユン・ソギョンを韓流スターのイ・ビョンホンが演じている。ソギョンは、大学生の夏休みに、仲間たちと田舎までボランティア活動に出掛ける。そこで、スエ演じる図書館で働く女性ジョンインと出会うのだ。この二人は、最初のやりとりからして、ツインソウル的な関わり方をしている。とにかく素直になり切れず、互いに反発ばかりしているのだ。しかし、最初から反発ができるということは、出会った直後から既に反発できるほどの親しさをお互いに感じている証拠である。反発し合いながらも、そこには同時に許しが起こっているのである。スクリーンを通してそれがわかるだけに、既にその時点からじわじわと感動が沸いて来る。そんな二人がやがて互いに深く愛し合うようになるにもかかわらず、時代に翻弄され、引き裂かれて行く。しかし、時代に引き裂かれながらも、決してひと夏だけで終わらせることのない一生の愛へと発展して行く。
この映画は、ラブシーンが濃厚ではなく、まさしく純愛という名にふさわしい映画であると言えるだろう。だからこそ、二人がしっかりと抱き合うシーンが映えて来る。もしかすると、本当に愛し合っているのではないかと錯覚してしまうほどだ。
この映画を観て泣けた人と泣けない人、その違いは一体何なのだろうと考えてみた。感動というものは、超音波のように周波数があり、振動が許容する範囲内にいる人しか反応できないのかもしれない。それは、生きているテーマであるとか、過去の経験にもよるのだろう。更に、もしかすると、映画というものは、いや、映画に限らずどんな感動的な出来事も、既に自分の中にあるものしか引き出すことはできないのかもしれない。この映画を観て泣けなかったという感想を読んで、ふとそんなことを思ってしまったのだった。
私はこの映画を観て、切なさと感動が入り混じった涙で顔がぐじゅぐじゅになった。映画を観てこんなに泣いたのは、本当に久しぶりのことだった。それは単に、「泣ける」というレベルのものではない。私は映画館で、声を上げて泣いていたのだ。そして、この映画の中で繰り広げられた男女の愛の物語を「ガンまる日記」の中でも皆さんにご紹介し、広く伝えて行きたいと思っていた。そして、それはもう少し先のことにしようと思っていたのだが・・・・・・。
映画を観終わったあと、私はこの映画を観た人たちが、私と同じようにその切なさに涙し、この映画を高く評価しているものと思いながら、Yahoo!映画のユーザーレビューを見に行った。私が評価するなら、間違いなく五点満点中の五点だ。きっと他の人たちも同様の評価をつけているに違いない。そう思っていたのだが、あろうことか、総合評価の平均点は三点にも満たない状態だった。私は、予想外の出来事に言葉を失ってしまった。事実を確認しようと、Yahoo!映画のユーザーレビューの詳細に目を通してみると、四点や五点などの高い評価をつけているいる人もいるが、一点などという最低の評価をつけている人がチラホラいるのである。
最低の評価をつけている人たちのコメントを拝見すると、「どこで泣けるのかわからない」とか「つまんない」とか「くだらない映画」とか「手に負えない陳腐なドラマ」とか、まったくもって、ひどいことが書かれている。もしかして、一人の人がいろいろなYahoo! JapanのIDを取得して、IDを変えながら嫌がらせを書いているのだろうか? 私は本気でそう思ったくらいである。しかし残念なことに、この映画を観て泣けなかった人、つまらないと思った人は実在するようなのだ。自分の顔が涙でぐじゅぐじゅになるくらいの映画を、「どこで泣けるのかわからない」と言われたら、力を入れてレビューを書きたくなるのは当然のことだろう。しかし、この映画を観て何も受け取ることができなかった人たちに向けて、言葉で訴えかけて行くのはもっと難しい。だからせめて、これからこの映画を観ようとしている人たちがこの映画から遠ざかってしまわないように、このレビューを書いておきたい。
ネタバレにならない程度に映画の内容を少しだけ述べておくと、初老になっても独身を貫き通している大学教授ユン・ソギョンを韓流スターのイ・ビョンホンが演じている。ソギョンは、大学生の夏休みに、仲間たちと田舎までボランティア活動に出掛ける。そこで、スエ演じる図書館で働く女性ジョンインと出会うのだ。この二人は、最初のやりとりからして、ツインソウル的な関わり方をしている。とにかく素直になり切れず、互いに反発ばかりしているのだ。しかし、最初から反発ができるということは、出会った直後から既に反発できるほどの親しさをお互いに感じている証拠である。反発し合いながらも、そこには同時に許しが起こっているのである。スクリーンを通してそれがわかるだけに、既にその時点からじわじわと感動が沸いて来る。そんな二人がやがて互いに深く愛し合うようになるにもかかわらず、時代に翻弄され、引き裂かれて行く。しかし、時代に引き裂かれながらも、決してひと夏だけで終わらせることのない一生の愛へと発展して行く。
この映画は、ラブシーンが濃厚ではなく、まさしく純愛という名にふさわしい映画であると言えるだろう。だからこそ、二人がしっかりと抱き合うシーンが映えて来る。もしかすると、本当に愛し合っているのではないかと錯覚してしまうほどだ。
この映画を観て泣けた人と泣けない人、その違いは一体何なのだろうと考えてみた。感動というものは、超音波のように周波数があり、振動が許容する範囲内にいる人しか反応できないのかもしれない。それは、生きているテーマであるとか、過去の経験にもよるのだろう。更に、もしかすると、映画というものは、いや、映画に限らずどんな感動的な出来事も、既に自分の中にあるものしか引き出すことはできないのかもしれない。この映画を観て泣けなかったという感想を読んで、ふとそんなことを思ってしまったのだった。


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